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【ICCレポート vol.6】99期4回目「目標と目的」

ICCコーチ養成スクール校長の野津です。
先日、99期4回目の講座がありました。ここで取り扱う「目標と目的」は、Grit Coachingの要の1つです。

コーチングにおける目標設定

クライアントの目標を設定する際に重要なことがあります。「目標そのもの」と「目的」の2つを明確にします。
目標とは、 何をやるのか
目的とは、 それをやる理由

目標は、コーチもクライアントも達成したか否かわかるように外部基準で設定します。ゴールを数値化・計量化すると分かりやすくなります。クライアントが達成した時に得られる成果や副産物も話し合います。

目的を明確にするとは、 その目標に取り組む理由、 きっかけ、 重要度などを話し合います。 クライアントにとって、 その目標の大切さが明確になれば、コミットメントが高まり、行動するモチベーションは上がっていきます。
また、目標に向かって行動すれば必ず障害が出てきます。 障害が出た時にも目的が明確であれば、再び取り組む必要性が分かり、モチベーションを上げて頑張ることができます。

目標そのものと目的を明確にした後に、 達成イメージや成功イメージを作る「ビジュアライズ」というスキルを活用するとより目標達成確率が上がります。

ビジュアライズは前回の3回目の講座で勉強しました
【ICCレポート vol.4】99期3回目「ビジュアライズ」

フレデリック・ハーズバーグの「二要因理論」においても、 長期目標におけるモチベーションの有効な要素は「達成イメージ」と言われています。
コーチングにおける目標設定とは、 目標そのもの、 目的、 ビジュアライズが3点セットとして話し合われます。

皆さんも、職場などで目標設定されることがあると思います。ぜひ参考にしてくださいね。

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