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【ICCレポート vol.13】100期3回目「コーチングの構造にビジュアライズを加える」

ICCコーチ養成スクール校長の野津です。
前回の講座で学んだ「コーチングの構造」。これを今回とさらに次回の講座でも取り扱い確実にコーチングの会話ができるようにしていきます。

ビジュアライズ

今回は「目標」のブロックにビジュアライズを加えます。ビジュアライズというスキルは、コーチングスキルの中でも重要度TOP5に入るものだと思います。
ビジュアライズの意味は、思い描く、視覚化するという意味です。
クライアントの目標やビジョンの達成イメージを見る会話は、コーチング以外ではしないと思います。

時空を超えて、クライアントを達成している場所と時間に連れていくことから始まります。ですから、会話は現在形、現在進行形で行われます。

優位感覚

また、クライアントの優位感覚も活用できるとより鮮明に描けます。優位感覚とは、人が情報を受け取る際に優先する感覚のことです。

視覚優位のクライアントに対して:「達成した時に何が見えるか?」「誰がそばにいるのか?」
聴覚優位のクライアントに対して:「達成した時に誰に何と言われたいのか?」「その場所でどんな声が聞こえるのか?」
嗅覚・触覚優位のクライアントに対して:「達成した時にどんな体験なのか?」「どんな思いなのか?」

ビジュアライズには、クライアントの脳に快をもたらすことでモチベーションが上がり、目的も明確になり行動が促進されるというメリットがあります。
ビジュアライズはまさにコーチの技量が表れるスキルです。

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