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【コーチングコラム】リフレーミングで自由になって、前進しよう

コーチングスキルに
「リフレーミング」というものがあります。

文字通り
「再び(リ)」「枠組み(フレーム)」
を組むという意味です。
今までの考えとは違った
アプローチをしたり、
視点を変えたり、
焦点をずらしたり、
解釈を変えたりして、
ポジティブなものにしていくことです。

いわゆる
「一流」と言われている人たちや、
最高の成果を手に入れた人たちも、
「リフレーミング」で
物事を前向きにとらえ
成功に結びつけたようです。

①「自分の発明はすべて成功している」
日本を代表する発明家の1人、
ドクター・中松こと中松義郎さん。
「今までに、失敗した発明はありますか?」
と聞かれると、決まって
「自分の発明はすべて成功している」
と言い切ってしまうのだそうです。
ドクターいわく
「現段階で失敗してしまっていても、
そこで終わりではなく、
それをさらに粘り強く工夫したりして、
必ず成功まで持っていく」。
まさに失敗は成功の母なのです。

②50年のベテランでも「まだまだ未熟」
新潟で50年間も
お米を作り続けている農家さんは
「今年のお米の出来はどうですか?」
と聞かれ
「いや、わかりません。
僕はまだ米を50回しか
作ったことがないですから」
と答えました。
「まだまだ未熟」と、
現状の自分に満足しない謙虚さが、
仕事をさらに追求する姿勢につながります。

③甲子園決勝戦。9回裏同点。
「まだ甲子園で野球ができるぞ!」
「夏のKKコンビ(PL学園在籍時の
桑田真澄さんと清原和博さん)」に
黒星を付けた唯一のチーム
茨城の取手二高の監督の言葉です。
試合は9回裏にPLが
ホームランで同点に追いつきます。
「よかったなあ、まだ甲子園で野球ができるぞ!」
監督は選手を鼓舞しました。
選手たちは
プレッシャーを「喜び」に変え、
10回表の攻撃で4点を奪い、
取手二高は甲子園優勝を果たしました。
辛いと思うことも、
見方を変えれば、
「自分だけしか味わうことが
できない経験をしている」
と考えることができます。

大変なことに直面した時、
そこで諦めたり、
立ち止まるのではなく、
一度考え方を変えて前向きに
前進していけるようになるのが
「リフレーミング」の力です。

絶対大丈夫
野津浩嗣

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