には、
「ティーチング」と「コーチング」の
2つの手法があります。
どちらも大事な指導方法であり、
それぞれ得られる効果が異なるので、
使い分けたり、
両方を組み合わせたり
活用する必要があります。
- ティーチング
指導者が後進に、
知っている人が知らない人に、
できる人ができない人に、
上位者が下位者に
自分が持っている知識や経験、
スキルを教えること
- コーチング
相手と同じ立場に立って、
対話を通して相手自身から様々な考え方や
行動の選択肢を引き出し、
自発的な行動を起こすように促すこと
今日はティーチングについてお話しします。
ティーチングの効果を高める秘訣は、
ズバリ「否定語」を使わないこと。
相手に知識やスキルを教える
ティーチングでは、
「○○したらダメ」や「○○しないで」、
「○○しないと◆◆できないよ」
と「否定語」になりがちです。
「否定語」を使うと、
相手に上から目線のイメージを与え、
モチベーションの低下につながったり、
反発されたりします。
例えば、
「挨拶しなきゃだめだぞ!」
と指導すると、
「うるさいなぁ」
と言い返されることがあります。
「朝は気持ちよくあいさつしよう!」
と肯定語を使うと、
相手に伝わりやすくなります。
「○○した方が気持ちいいよね」や
「○○すると◆◆できるよ」
と「肯定語」を使うと、
相手も気持ちが前向きになり、
モチベーションも上がります。
ぜひ、ティーチングを行う際は、
「肯定語」を使うように心がけてみましょう。
絶対大丈夫
野津浩嗣