普段何気なく使っている言葉は、
その人自身の思考をパターン化させ、
その思考は行動に反映されます。
ですから、
あなたが普段口にしている言葉の
選び方を少し変えるだけで
意識が変わり、思考が変わり、
そして潜在能力を
発揮しやすい状態をつくれます。
よく口にしがちな5つの言葉を
まずは言い換えてみてください。
①「難しい」→「簡単ではない」
工夫次第では
簡単に解決できるかもしれないことでも、
「難しい」と言った瞬間から
解決策が見つかりづらくなってしまいます。
実は脳は「否定語」を認識するのが苦手。
「簡単ではない」と言うと、
「簡単」だけを認識し、
力を発揮しやすくなります。
②「忙しい」→「時間管理ができていないだけだ」
「忙しい」も思考停止に陥りやすい言葉です。
「時間管理ができていないだけだ」
と発することで、
スケジューリングの工夫に
意識が向きます。
予定を詰め込むと
「忙しい」と言いそうになります。
自分ルールを決めて
余裕を持って予定を立てましょう。
③「後でやる」→「△日の○時にやる」
先延ばしのクセになる言葉です。
行動に移す気持ちがあるのなら、
いつやるのか、
具体的な予定に
まず落とし込みましょう。
④「~しなくてはいけない」→「~したい」
無意識に
「誰かにやらされている」という
ニュアンスが含まれる言葉です。
自分の意思で行動する言葉に変えることで、
前向きな気持ちで取り組めます。
⑤「でも」→「だからこそ」
相手の発言や自分の行動を
否定する言葉です。
誰かと話しているときにも
発しないように気をつけましょう。
「でも」と言いそうになったら、
「だからこそやる意味があるんじゃないかな」
「だからこそ挑戦しがいがある」
などポジティブな印象に転換しましょう。
絶対大丈夫
野津浩嗣