診療・指導
三原 祥嗣さん

受講時:広島大学病院皮膚科医師
現在:三原皮ふ科アレルギー科 院長

ICC受講のきっかけは?

後輩とのコミュニケーションの壁にぶち当たったからです。当時は後輩を指導する場面がかなり増え、自分の経験をもとに指導をしていました。しかし、自分の思いが人にうまく伝わらないことも多く、指導が行き詰まり何とかしなければともがいていた時、コーチングを耳にしました。同時にICCの短期セミナーが地元で開催されると知り、恐る恐る参加したのがきっかけでコーチングの有用性に気づき、本格的に学ぼうとICCを受講しました。

コーチングをどのように活用していますか?

診療の現場、医療スタッフの育成、子育てなどありとあらゆる場面でコーチングを活用しています。特に診療の現場では、患者様によって異なるニーズを判断するために、患者様の話を聞くことを心がけています。医師として診療に必要な情報を患者様から聞くだけでなく、患者様が何を欲しているかを聞き出すようにしています。患者様自身が日頃考えてもいなかった思いなども聞き出せた時には、医者冥利、コーチ冥利に尽きる瞬間です。
医療コーチングに関しては、学会で講演したり、医学雑誌から原稿を依頼されるようにもなりました。
自分自身の成長にも役立っています。ICCで学び始めた2006年から現在まで、毎週30分間のコーチングを受けています。大小様々なありとあらゆるテーマでコーチングを受ける中で、自分の考えをまとめ、行動し続けることで、日々いろいろな成果を創ることができています。

ICCを受講して達成できた目標について教えてください

課題だった人とのコミュニケーションに自信が持てました。沈黙を恐れることが減り、自分を客観視し、意識的に物事の視点を変えて見れていると感じます。意見が異なる相手へも感情的にならず、相手を素直に受け入れることができるようになりました。
コーチングを学び、自分自身が明らかに変わりました。コーチングを通じ、自分の軸を手に入れ、自信や安心に繋がっています。自分の軸がしっかりあるからこそ、時に揺らぎながらもブレない自分なりの答えを出すことができるようになり、先行きの見通しが困難なVUCAといわれるこの時代でも自信を持つことができています。今後もコーチとして「あり方」や「スキル」をアップデートするためにも学び続けていこうと思っています。

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