コーチングを求め、
自らコーチを探す
20~30代が増えているそうです。
コーチングを受けたい若者は
ネット上で「コーチ」と「クライアント」
をマッチングしてくれる会社を利用したり、
SNSを利用しコーチを見つけています。
「紹介文では人柄が分からないし
面倒くさい」と
実績や経験よりも、
日々のつぶやきからにじみ出る
人格の方を重視しているようです。
一方でコーチ側も
「同じように苦しむ同世代を助け、
役に立ちたい」と、
副業コーチとして
活動している人も増えてきています。
クライアント何千人、
有名人のクライアントがいます、
のような
「なんかすごい偉い人」よりも
「一緒に頑張れる普通の人」こそが、
悩む若者たちのニーズにマッチしています。
コーチを付ける20~30代の若者は
「何がしたいか分からない」
「やりたいことが見つからない」
と悩んでいます。
「アドバイス的なコミュニケーション
じゃニーズを満たせない」と
若い世代は、年上世代の助言は
解決策にならないと考えています。
例えば「仕事」です。
人生100年時代。
定年退職後の時間も長いことが
予想されるし、そもそもこの会社に
定年まで勤めるの?
遊びと仕事との境界が
消えつつある時代だからこそ
「自分は何がしたいのか」深掘りし
自分のしたいことを
長く仕事としてできたらいいな。
しかしキャリアコンサルタントに
相談してみても、
既存の『仕事』の枠組みでしか
話をしてくれず、しっくり来ない…。
コーチングとは、
相談者の悩みを引き出し、
本人の思考を整理した上で
本人に解決方法を
導き出してもらいます。
「答え/能力はその人自身に
すでに備わっている」という
コーチング哲学に基づき、
クライアントの目標達成を
サポートしていくのが、
本当の意味でのコーチです。
関係性も常に対等で、
コーチは自らの考えを
アドバイスしたり、
結論を誘導したりはしません。
考えやライフスタイルが多様化する
現代だからこそ、
その人自身の考えを
はっきりさせていくコーチングは
多くの人に求められるのかも
しれませんね。
絶対大丈夫
野津浩嗣