コーチングスキルの一つに
「聞く」があります。
独りよがりにならず、
相手は何を考えているのか
常に聞いて欲しいと思っています。
そのためには、
何かあったときに
自由に発言できる「空気感」が必要です。
発言を促したいときは、
相手が安心感を得られるところから
話を始めます。
徐々に不確かなことや
弱点に話題を移します。
ネット記事で
とてもよいテクニックを見つけたので
ご紹介します。
「停止、巻き戻し、早送り」の
テクニックを活用すると
答えやすい質問から、
相手と一緒に順を追うことで
答えにくい部分に
アプローチすることができます。
○停止
シンプルに現状を把握します。
「状況は?」
「君の目にはどう映っている?」
と客観的事実を質問します。
この質問は感情が関わらないので、
相手は安心して
質問に答えることができます。
○巻き戻し
次に現状に至った
経緯を振り返ります。
「どう現状に至ったの?」
「こうなる前に何が起きましたか?」
過去は現在に比べて
不確かな要素が多いとはいえ、
限定的ですから
比較的答えやすいでしょう。
○早送り
最後に、
次に何が起こるか、
何をすべきか、
という未来に目を向けます。
早送りをするには、
いちばん理解が足りない部分に
ついて評価する必要があります。
また理解が足りないので
間違っている可能性も高い。
ここでは答えにくい
最も弱い部分を
相手にさらけ出してもらうことが
必要になります。
このテクニックは
部下指導にも有効です。
ぜひ活用してみてください。
絶対大丈夫
野津浩嗣