クライアントが
コーチングをお願いする時は、
自分自身で何度かトライして
上手くいかない、
同じところをぐるぐる回っていて
そこから抜け出せない状態に
あります。
例えば、
クライアントが円柱を
ずっと横から見ていて、
四角い(長方形)壁だと思っている。
大きな壁にしか見えない状態で、
睨めっこして動けない。
その時にコーチは
「円柱を横ではなく
上から見てごらん。
何に見える?」と質問します。
それによって、
クライアントは初めて丸(円)だ
と気づきます。
横からでは
壁にしか見えなかったものが、
上から見たら
解決策につながるかもしれません。
コーチの大切な役割は、
クライアントの
視点を変えることです。
コーチは少なくても
2つの視点を持ちましょう。
視点を変える質問は、
クライアントの原因に働きかけ
「気づき」を生みます。
○if
「もしあなたがお金と時間の
制約がなかったらどうしますか?」
○入れ替わり
「今、あなたが上司の○○さんと
入れ替わったら何て言いますか?」
○リソース
「あなたの過去の体験を活かすとしたら、
何かありますか?」
○モデル
「あなたが尊敬する○○さんだったら
どうするでしょう?」
○時間
「1年後はどうなっていますか?」
○ビジュアライズ(時空)
「達成した時、どんな体験になっていますか?」
○見る角度/視点
(裏表・左右・Before/After・場所・森木・肯定的否定的)
「もし、見方を変えたとしたら・・・」
○メタコミュニケーション
「今のあなたに成功しているあなたから
何か一言伝えてください」
○マジッククエスチョン
「今のあなたを月から見たら
どんなふうに見えますか?」
絶対大丈夫
野津浩嗣