実は私にはオリエンテーションの
大失敗の事例があります。
そのクライアントは、
ある方のご紹介で
1to1コーチングを行うことに。
クライアントが、
「コーチングを知っている。
本も読んでるし、
以前コーチングの連続講座を
受けたことがある」
と言われたので、
鵜呑みにしてしまいました。
コーチングの機能する点、
コーチ・クライアントの役割、
コーチングの進め方を
確認説明しなかったのです。
やはり、
電話コーチングセッションが
始まってもうまくいきません。
コーチングが
これだけ機能しないのか???
の連続でした。
10週目ぐらいに、クライアントが
「私はコーチングを
正しく理解していないのかも・・・」
とポツリ・・・。
全て私のミスです。
ボタンの掛違いは、
あとまで引きずるのです。
これは大変学んだ事例でした。
コーチングが
いいスタートを切るための要素として、
このオリエンテーションは、
3割ぐらいのウェートを
占めているのではないでしょうか。
オリエンテーションで行うことは
①契約書やルールの確認
②「コーチングとは」に関して話合い、コーチ・クライアントの役割を明確にする
③クライアントのプロフィールを知る
④ゴールリストから、各目標の明確化と優先順位を付ける
⑤コーチ・クライアントで戦略を話し合う
⑥コーチングに対する不安の解消
⑦コーチング第1回目までの行動計画を話合う
などです。
テーマにもよりますが、
1時間半から2時間ぐらい要します。
しっかりしたオリエンテーションが
良いコーチングの土台となります。
絶対大丈夫
野津浩嗣