BLOG

【コーチングコラム】相手の可能性を信じるための考え方

コーチングの哲学の一つ
『答え/能力はその人自身にすでに備わっている』
についてお話しします。

これは、
コーチングの際はクライアント、
部下指導であれば部下、
子育てにおいては子どもに
必要な「答え」や「能力」は備わっている、
と考えるということです。

相手の可能性を信じ、
相手に対するのが
コーチとしての姿勢だということを
表しています。

しかしながら、
なかなか行動を起こさないクライアント、
ミスばかりする部下、
何度同じことを言っても
響いた様子のない子どもを
目の当たりにすると、
相手のことを信じるのは難しい
と感じてしまいます。

 

プロ野球のコーチは
どうしているのでしょうか。

指導者として広島や巨人で打撃コーチ、
二軍監督などを歴任した
内田順三氏のエピソードをご紹介します。

ダメと言う前に、長所を見つけ、
伸ばす方法を考える
まずは長所を伸ばすことに
主眼を置く。
その上で短所を克服すべきか、
薄めるべきかを考えた。
打撃というのは、
長所の隣に短所があることが多い。
情報を入れずに感覚的な指導で
短所の修正に取りかかると、
いいところまで消してしまうことがある。

短所の修正ばかりに
気をとられていると、
ネガティブな面に
目を奪われてしまいます。
そこで「ダメだ」と
レッテルを貼ってしまったら、
そこで成長は止まってしまいます。
本来持っている長所(いい部分)まで
つぶしてしまいかねません。

まずは長所に目を向け、
長所を伸ばした上で、
短所を克服していくと考えてみましょう。

絶対大丈夫
野津浩嗣

 

TOP